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院長ご挨拶

 

糖尿病専門医であり、今までは名大病院、中村日赤、名古屋医療センター(旧国立名古屋病院)などの大きな病院で、糖尿病・高血圧・高脂血症の患者さんを多く診てきました。
糖尿病治療の目的は、血糖を下げることが重要なのではなく合併症を防いで元気に長生きを目指すことです。
それには正しい知識が重要です。無駄で無理な生活指導は避けて、効率的な診療を目指します。
たとえば、
・痩せればいいとは限らない。中高年の方では体重が減れば糖尿病が良くなることもあります。しかし、最近の研究では、65歳以上の方では小太り(BMI 25)のほうが長生きということがわかってきました。
・脂っこいもの(肉など)を食べても血糖は上がらない。食後の血糖を上げるのは炭水化物だけです。
・お酒を飲んでも血糖は上がらない。むしろ下がることもある。(たくさん飲むように勧めるわけではありません)

一方、内分泌学会評議員・専門医として、甲状腺・副腎・脳下垂体などの内分泌(ホルモン)の病気も専門的に治療してきました。珍しい病気のように思われますが、橋本病やバセドウ病などの甲状腺の病気は女性ではよくみられるものです。ホルモンは身体全体の調子に影響します。食欲不振や倦怠感など原因不明の体調不良があったら、ホルモン異常のせいかもしれません。たとえば、更年期は女性だけの問題ではありません。男性でも50代以降、男性ホルモンが減っていろいろ体調の変化や疲労感を感じることがあり、男性ホルモンの補充で改善することがあります。気になる方は、気軽に相談してください。
内科一般の診療にも広く対応しています。最近は漢方医学の経験も積んできました。
これからの時代を元気で長生きするには、癌と認知症の予防・早期発見がとても重要です。当院は従来通り、健診にも積極的に力を入れていきたいと思います。

プロフィール

 

院 長
村瀨 孝司(むらせ たかし)
経歴:1986年名古屋大学医学部卒業、名古屋第二赤十字病院初期研修。その後、名古屋大学大学院、ジョージタウン大学研究員、名古屋大学助教授、名古屋第一赤十字病院部長、名古屋医療センター糖尿病・内分泌内科医長などを経て、2017年より、リブラささしまメディカルクリニック副院長2020年11月より現職。資格:日本内科学会認定医・指導医/日本糖尿病学会専門医/日本内分泌学会専門医/日本病態栄養学会専門医/日本医師会認定産業医

「栗駒便り」